仕事
あなたが管理職で、なんとしても部下のやる気をなくしたいのなら、部下が見ている目の前で、かれらの労力を粉砕すればいい。もうちょっとさりげなくやるなら、部下を無視したり、がんばっている様子に気づかないふりをするだけでいい。逆に、同僚や部下のや…
学生のときは失敗に臆病でもやってこれたかもしれないが、ビジネスの現場へ出るのであればその考えを変えないといけない。ビジネスで求められるのは打率ではなく、ヒットの数だ。打率5割の優等生が1回打席に立つ間に、打率1割の凡人が100回打席に立てば、10…
ビジネスパーソンも体と頭を使って最大の成果を出す点において、アスリートと変わらない。アスリートだけが心身を鍛える必要があり、われわれ「ビジネスアスリート」が心身を鍛えなくていい、というわけではない。 日々のトレーニングをしないアスリートはい…
報酬に満足するかどうかの根底にあるのは、使命感を持てる仕事に出合えるかどうかであり、使命感がともなわない仕事は、どんなに報酬が高くても、決して満足が得られない。その満たされない部分を金銭的に埋めようとするから、いつも「倍の年収があれば……」…
人に仕事を頼むときは、「20点が合格ライン」ということを肝に銘じて頼むようにしています。100点というのは、所詮自分がやったときの100点にしかすぎません。その人は自分とは別の基準の100点を作ってくれるかもしれない。最初は20点くらいからスタートして…
チームで働くメリットとは、自分とは違う個性の人たちと、力を合わせて仕事ができること。自分だけではできない高さまで、かかわる仕事のレベルを上げることができることです。 そこにはあくまで「達成したいゴール」があり、「目指す目標」がある。それを見…
競市を長く運営していく間にはさまざまな苦労もあり、ビジネス的に良い時も悪い時もある。それを支えてきたのは長くその競市に参加している人たちであって、突然やって来て少し高く買い、すぐにいなくなるような人のために開催されているのではない。競りは…
僕の場合、もし、食えるという確信ができるネタをつかむまで会社を辞めないでおこうと決めていたら、会社を辞めることはできなかったかもしれない。 (中略) 会社員でいながら独立できるネタを見つけ、最低のリスクでうまく独立できた人もいれば、先にそう…
そして、誰かに話を訊く時、その相手教えてやろうかと思ってもらえるようなアプローチのできることが重要だ。また、人それぞれ教えてやろうという動機は異なるので、相手を見てそれを探る必要もある。 ──和田一郎(『僕が四十二歳で脱サラして、妻と始めた小…
遅く来る人には、早く出社している同僚が何をしているのかまったく分かりません。 上司と普段よりカジュアルに話をしているとか、普段誰と打ち合わせしているかは分かりません。自分がその場にいないのだから想像ができないのです。 (中略) 逆に早朝出社し…
職場と相性が良ければそのままずっと働き続ければいいし、どうしても職場に合わないと思ったら転職すればいい。必ずしも置かれた場所で咲く必要はない。置かれた場所で咲ければいいが、咲けなければ、自分が咲けるような場所を新たに見つければいいだけの話…
マルチタスクが得意なPCですら、コンテキストスイッチにはCPU速度に比較すれば、莫大なコストがかかります。ましてや生身の人間をや、です。 ──furu8ma(「Qiita」より) これちょっとパソコン詳しくない人間にはわかりにくい表現だと思うんやけども、要は、…
氷室小路「いつの間にマンガ編集者を辞めてカウンセラーに転職したんだ? 我々は売り上げを競うビジネスマンだ。『感情』なんて目に見えないものではなく、『数字』という目に見えるものを追うべきなんだよ」勅使河原「そんな考えでは破綻するぞ。目先のこと…
コミュニケーション活性化の第一歩はお互いの共通項を見つけること。リーダーは、チーム全体の目標を提示し、ともに頑張るといった風土をつくっていく必要があるだろう。 ──前川孝雄(「プレジデント・オンライン」より) 同じフロア、同じ部署。でも、仕事…
人は自分のためなら、適当な結論やラクな方法で済まそうとする。 しかし、大切な人のためなら面倒でも結果にこだわろうとする。 カップ麺とハンバーグが違うように、その先にある成果物が変わってくるのだ。 そして、成果物は相手のためだけにあるのではない…
人が集まり仕事をしている以上、このような「仕事上の力学」は付いて回るものの、だからといってそれらの関係に、人間的価値における優劣の差が存在するわけではありません。 根本的に、人と人は対等な関係であるわけです。対等な相手に対して「使う」って。…
やる気になったときに集中砲火的にやらないと皿の上の食べ物はなくなっちゃうよってこと。タイミングを見るのが肝心ね。 ──伊藤雅俊(『UNIX日記』より) やる気ってものは一体どこに隠れているものなのだろうか。突然現れてこちらを盛り上がらせたかと思う…
さて、ユーザーが複数になると必然的に仕事が増えてくる。トラブルの種はどこにでも転がっているものだ。しかもよくよく考えると自分で蒔いた種子だったりすることもある。 ──伊藤雅俊(『UNIX日記』より) 最初はまぁいいか、って思うんだよね。こんな感じ…
割り当てられた作業に夢中になると、人はそれを完了させたいと思う。その思いは、完了に近づくにつれて強くなる。ツァイガルニクは次のように結論づけた。「作業を完了させたい欲求は、最初のうちはうわべだけのものかもしれない。しかし、その作業に夢中に…
サラリーマンをしていると何かと窮屈なことばかりだ。 (中略) だけど、サラリーマンはとても楽しい。 そういういろんな制約があるからこそ、これを乗り越えて、新しい仕事を作る機会が残されているからだ。 ──いぬじん (id:inujin)(「犬だって言いたいこ…
要は、その動機を生かしながらこのあとどうなるかということなんですけど、例えば、不純な動機のため、仕事のためではなく主任のために頑張っている私というのが今あるかもしれないけどね、確実に1年後2年後どうなっているか。仕事の能力が伸びているんです…
神の与え給うた『母なる力』とは、単純に子を産み、その子だけを慈しむことではありません。 世の中のすべて、周囲のすべての人に対して、『母の心』を発揮して、世の中を善に導く働きをすることです。 この『母の心』を、学ぶことによって磨き上げるのに、…
仕事も、説明する内容について事前に、「やっぱりこうだ、これでいくしかない」と、その結論に自分が納得するまで考え抜くことが大事です。説明するのが上手な人は、事前の勉強や準備をきちんとして、まず自分を納得させています。 ──出口治明(「プレジデン…
今まで一回も上を目指して仕事をしたことはありません。与えられた場所でベストを尽くすことだけを考えてきました。執行役員もその結果であれば、自信はなくても一歩踏み出すことで道が開けるのではないかと踏ん切りました。 ──前原弥生(『PRESIDENT WOMAN …
会社のためではなく、上司のためでもなく、自分のため。それが結果的に会社の利益につながるんだと思います。自分以外の何かのために働いていると、見返りを求めてしまいますからね。『あれだけやったのに』って。 ──遠藤彰子(『PRESIDENT WOMAN 2015年12月…
私なんかは本当にしょっちゅう言っていますよ。仕事を全然しないヤツも、帰れと言ってもきかないヤツも、両方とも不良社員だと。けれど、残業をしている人を見て、役員クラス、支店長クラスは「あいつ頑張っているな」と思えてしまうんですね。まだ心のどこ…
地位や名誉がある人たちだから、本当はやることがたくさんあって忙しい。でもそうした人たちは物事の優先順位を知っているから、すべてを自分でやろうとはせず、そのほとんどを人に任せ、自分にしかできないことだけをやる。 だから忙しいのに暇そうに見えた…
スタッフを責めたりすれば、問題が再発しても彼らの協力は得られなくなり、発見が遅れるだろう。問題を引き起こしているプロセスの欠陥部分を早期に改善するチャンスは失われてしまう。 ──(『リッツ・カールトン 超一流サービスの教科書』より) 失敗はした…
お客さまの不満を解決するために骨身を惜しまずに努力するといっても、時には疲れを感じることもある。(中略)そんな時に思い出してもらいたいたいせつな言葉を紹介しよう。(中略)このお客さまの代わりになるお客さまはいない。市場の大小にかかわらず、…
「あなたはその上司のために全身全霊で仕事をしていますか」「一点の曇りもなく、献身的に仕事をしていますか」と。頭を白紙にして、全神経を集中させ秘書の仕事をまっとうすれば、「いやだな」と思っていた上司でも、態度や発言の意味合いがわかるようにな…