仕事
完璧は幻想であり、力の入れどころと抜きどころを明確にできる人が、仕事で高い成果を出す人です。最善主義をおこなうためには、投入時間、納期、品質を考えて、限られた時間で何をどのような優先順位で、どれだけの時間をかけてやっていくのかを考えて続け…
大事なことは、ギャーッと叫べる雰囲気をつくることです。最初から「誰の責任だ!」と怒鳴るような上司では、ミスが隠されて、事態はますます悪くなります。個人ではどうしようもないことですが。 ──出口治明(「プレジデント・オンライン」より) 「問題が…
社長と副社長の差は、副社長とヒラの差よりも大きいって言われますが、何が違うかって、「決断する」ことなんだと思います。決断というからには、答えがわからないことを決めなくてはいけない。答えがわかっていたら「判断」ですから。 ──岡田武史(「ダイヤ…
マンネリを感じていても、結果が出ていれば十分です。著しく成果が出ていない場合は刺激が必要ですが、新しく入って来る人がペース乱すこともありますし、うまく回っている所には確率論的にも手を付けない方がよいです。 ──齋藤孝(「サイボウズ式」より) …
プログラムとは生い茂った樹木、そして森なのだ。 とてもちいさく単純な命令を組み合わせて関数をつくる。その積み重ねがより大きくて利用性の高い処理をつくりあげ、やがてそれはひとつのアプリに。さらに動的に結合し、通信しあい、サービスを作り出す。 …
ここで出た上位2割の「目標」は、達成すればあなたの心の満足度が8割満たされるほど、琴線に触れる目標と言えるだろう。心揺さぶられないことに、人は本気の情熱を捧げることもできない。初期段階での「目標を洗い出す」作業は、重要と言えよう。 ──岡田兵吾…
「ピアニストが自分の指の位置や動きを認識しながらピアノを弾くことはない」とか、「日本人である我々が日本語を話すとき、文法なんて意識しない」のと同じこと。プロは、何をすれば成果が出るのかなんていちいち考えることなく、頭の中で最良の方法を自動…
不思議なもんでね。昨年は、打つ手打つ手が全部外れた年だったんですよ。あぁ、自分の経営者としての能力もないしね、リーダーシップとしての自分のケイパビリティっていうものを、本当に心底疑った時だったんですけど。不思議なもんでね。年が変わると、打…
ワーカホリックというのは、仕事熱心な勤勉さの表れということではなくて、自分の意思では仕事をストップすることのできない、意思の弱さの表れでしかない、という事実を改めて思い知らされたようで、どうにも心が痛い。 ──onoT(「エンジニアライフ」より)…
仕事をしていて本当につらいときもあると思います。先ほど話した店舗立て直しもそうですが、うまくいかないときは「超つらい」んです。だけど、自分の行動や誰かのちょっとした一言で「超楽しい」に変わる瞬間が必ずあります。それを体感するまでは、目の前…
生産性を上げるためには、日々の業務に適切な優先順位をつけることが不可欠です。時間をかけるべきでないものに時間をかけていては、生産性が上がるわけがありません。そして適切に優先順位を判断するためには、業務の目的から逆算するのが近道です。そのた…
私は“コーラ作戦”といっているんですが、思っていることがあったら、心のふたを開けて、プシューっと一気に表に出す。そうすることで、周りはあなたの長所や強みをわかってくれるんです。自分に合ったポジションに付くこともできる。そうすれば自分の持ち味…
優先順位がつけられないのは、何を優先順位とするかを考える時間を確保していないのが一番の原因です。考える時間を確保するには、“締切が曖昧な仕事は、自分で締切を決めてしまう”ことです。 これを習慣にするだけで、相手の予定だけを優先しすぎてどっと疲…
トライ&エラーを繰り返しながらゴチャゴチャと開発するときは、ロクなものができないですね。そういうときは「ダメだ、これは」とボツにして、ゼロからやり直します。やり直しに5時間をかけるなら、一発で通るものを1時間で作り、残りの時間はテストに充て…
よくWin-Winの関係を築こう!と言われていますが、世の中の多くはWin-Lose(自分だけ得して相手は損している)やLose-Win(自分だけが損して相手は得している)のどちらか大半の状況です。特に日本人は自己犠牲の精神が強く、Lose-Winをしてしまう人が多い。…
たとえてみれば、会社はバンドのようなもの。歌のうまい人、ギターのうまい人、ピアノのうまい人……。いろんなパートを受け持つ「腕利き」が集まって、いい音楽を奏でるために力を合わせる。そして、いい演奏ができればメンバーも楽しい。リスナー(ユーザー…
夜思い悩んでいたときは、上司の言い方が頭にくるとか、口の曲がり具合がいやだとか、感情が渦巻いて出口が見つけられなかったんですが、翌朝、上司に言われたことを一字一句紙に書き出してみたら、冷静に受け止められたんですね。『上司が言うのももっとも…
相談を受けた場合、過去の事例などを参考にアドバイスします。ただし、正しいアドバイスであるほど、その実行にはストレスがかかります。 このため、アドバイスをしても、しっくりこない方が多いようです。結局、ほとんどの人は私に相談するだけで終わり、そ…
仕事は1人で成り立ちません。いろんな人が協力して取り組んでいます。 同僚にもしかるべき責任があります。あなたが肩代わりすれば、早く進むかもしれません。でもそれは相手を見下し、仕事を奪うことに繋がります。 誰かを認めるとは、しかるべき責任を負っ…
隣の芝は青く見えます。距離があるのでどの芝も確実に青く見えます。この言葉は一般的に「他人のものは良く見えるものだ(実際はそれほどでもないんだよ)」といった、戒めのために使用される言葉ですが、近づいてみると本当に青い芝生は多々存在する、とい…
心にゆとりがありすぎてやる気が起きない場合は、目標ではなく見通しを立てること。『いつまでにやろう』では脳は反応しませんが、『1週間前からやらないと間に合わない』となれば、おのずと不安や緊張が頭をもたげるはずです。それでもやる気にならなければ…
奉仕をするたびに、私たちは自分の脳力を証明する機会に恵まれるからである。世間に向かって「あなたの金の色(報酬)を見せてくれ。そうすれば、私に何ができるかを見せてやろう」というのではなく、「私の仕事の色をお見せしよう。もしそれが気に入ったら…
一センチ余分に進むこと。私とW・クレメント・ストーンはこれをプラスアルファの魔法と呼んでいる。一センチというのはもちろん比喩である。つまり、今与えられている給料や報酬以上のサービスをすることだ。自分が必ずやらなければならないことにプラスアル…
やる気の起きない仕事はいくらでも発生します。面倒くさい雑用や、別途勉強する必要がある案件、例を上げればキリがありません。 自分は、こうした時こそ絶対に次に繋げてやる!という気概が大切だと考えています。繋がるじゃなくて、繋げるんです。 小さな…
妥協は心の自衛策なんだよ。理想ややりがいが無い人間には、無い人間なりの要領ってものがあるの。そんで妥協して選んだ仕事の中から棚ボタ的に、やりがいとか夢とかを見つけたり、自分を成長させたいと思えるところを見つけることができたなら儲け物だろ? …
「多重人格のマネジメント」とは、要するに、我々の中には「複数の人格」があり、「7つのレベルの知性」を垂直統合するためには、それら「複数の人格」を状況に応じて適切に切り替えることが求められるということです。 (中略) 例えば、会社では「辣腕の課…
僕は前職、プログラマーをやっていたのですが、あまり楽しいと思えなかったので、前向きに取り組むことができていませんでした。 そんな調子だから、失敗も多く、その度に怒られてヘコんでいたんです。失敗したら、反省して再発防止策を練らなければいけない…
自分にできないことを他人に対して求めるのは人として間違った行為ですが、自分にできないことを(それができる)他人に協力してもらうことは、重要なことです。自分にできることだけを他人にやってもらうのであれば、チームである必要はないですからね。 根…
すばやく新しい環境に適応したいのであればそれ以上に大切なことがあります。それは、新しいチーム内の人間関係を把握することです。名前や役職はもちろんのこと、各メンバーがチーム内ではどのような「キャラ」なのか、みんなから頼られている人がどの人で…
今の仕事で「自分はこのままで大丈夫か。なぜ自分がこんな仕事を…」などと思っても、自分で自分のSE人生を切り開くしかない。 ぜひ心新たに今年1年頑張ってほしい。そして自分で明日の新しい道を切り開いてほしい。 ──馬場 史郎(「ITPro」より) うだうだ文…