相手も、君の言っていることが正論だと分かっているはずだよ。
優秀な社員が陥りやすいのが、「相手目線に立てない」こと。自分の主張をするばかりで、相手の話を全く聞かずに意見を通そうと躍起になってしまい、相手が先輩や同僚であれば呆れられてしまうし、取り引き先であればクレームにつながってしまう。
そんなときは、「相手も、君の言っていることが正論だと分かっているはずだよ。でも、人の気持ちをわかろうとしない人の言葉を、受け入れることができないのが人間だよ」などという叱り方で、相手のことを考えながら仕事を進めることの大切さに気付かせることが重要。仕事は、相手があってこその仕事。相手の様子を観察することの大切さや、相手とのコミュニケーションの必要性を教えるようにしよう。
──(「リクナビNEXTジャーナル」より)
正論は「正」論である。
どんな問題児でも、たいていはそれが正論だとはわかっていると思う。
でも、正論がいつでも受け入れられるものだとは限らない。
そもそも注意されたら腹立たしいのが人間である。
たとえ相手の方が正しいとしても。
相手の気持ちを考えた言葉を使う。
私も気をつけていかないと。