心がちょっとでも動いたことはとりあえず「全部」やってみて、その後に行き先を決めました。
人生の岐路に迷った時は必ず一人になって心の声に耳を傾け、「人からほめられる」ではなく「人に誇れる」、あるいは「この道なら後で失敗しても後悔しない」方を選んできました。もちろん、限られた時間の中で優先順位はつけますが、心がちょっとでも動いたことはとりあえず「全部」やってみて、その後に行き先を決めました。
僕が苦手なのは、「10年後、20年後まで計画を立て、それに沿って生きること」です。なぜなら、そんな先の世の中がどうなっているのかなんてちっとも想像つかないし、それまで自分の夢の実現をとっておき、そのために生きていたのでは下積みが長過ぎて、「今」が少しも楽しくないからです。
──横尾俊成(「ハフポスト日本版」より)
下積みが長過ぎて、「今」が少しも楽しくないからです。」
ここ、一番共感したところです。
若いころの苦労は買ってでもしろ
とか言いますが、だからって短い人生、そんなに楽しくない期間が長いのも退屈です。
ていうか、今が楽しくなくてどうするんですか。
もしかしたら、明日事故で死ぬかもしれないのに、後悔なんてしたくない。
逆を言うと、楽しい苦労ならいくらでもしたらいいのかな。
人から見たら、大変そうなことでも、本人が楽しいならありですね。
そういうことを見つけていきたい。
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