だけど、ぼくには思想はないのだ。 あるとしたら、さっきの毎日を小さく死んだり生きたりを繰り返している感覚だけだ。
だけど、ぼくには思想はないのだ。
あるとしたら、さっきの毎日を小さく死んだり生きたりを繰り返している感覚だけだ。
生きることで発生する様々なケガレを、風呂に入ってきれいに流し、疲れた身体を休めるべく、眠りという小さな死を迎える。
そして運が良ければ、また明日の朝に素晴らしい生を得ることができる。
この繰り返しをできるだけ丁寧に、そして大切に行っていく。
大げさに言えば、それは生きることを肯定し、未来が続いていくことを信じるために毎日行う祈りのような作業なのだと思う。
──いぬじん(id:inujin)(「犬だって言いたいことがあるのだ。」より)
眠りを一種の「死」と捉える考え方がステキ。
朝目覚めれば、それは昨日から生まれ変わった新しい自分。
そう思って一日をスタートさせれば、ステキなことがたくさんありそうな気がする。
そう簡単に人生変わらないけれど、毎日ちょっとずつ生まれ変わっていけば、
一年後にはすごく変わってるはず。
ダメダメな一日をすごした夜は、「これから死んで(寝て)生まれ変わる」
翌朝起きたら、「今日からは新しい自分だ」
そう自分に言い聞かせてみるの、いい習慣な気がしてます。
今夜から試そうっと。