「焦っても仕方がない」は単なる「逃げ」に過ぎません。
今決めないと問題の解決がいつまで経ってもできない、成果を出すのがどんどん遅くなる、組織メンバーの士気が低下する。このように、その場で意思決定しないと意味がない案件があります。
ところが先送りがもたらす害を判断材料に入れず、「焦っても仕方がない」と言い出す人がいます。このシチュエーションで使う「焦っても仕方がない」は単なる「逃げ」に過ぎません。
(中略)
ネクストアクションがないまま単に先送りをするのはいけません。複数の人が「焦っても仕方がない」と言い出す組織は要注意です。
──横山 信弘(「日経ビジネスオンライン」より)
決断するって難しいですよね。
特に大勢の人が関係する大事な決断なんて余計に難しい。
慣れてない人、臆病な人、勇気がない人にとってはなかなかやりたくないことです。
だから、先送りしたくなる気持ちもよぉーくわかるんですが、
が、
先送りしたところでどうしようもないこともたくさんあると思うんです。
むしろ、先送りしたほうがどんどん事態が悪化してしまうようなことが。
時間が解決してくれる、ともいいますが、
例えば、納期を過ぎてしまった仕事のリカバリーは、時間も解決できないでしょう。
逆に、急ぎでない問題で、いいアイデアが出ない。
なんてときは、時間に解決してもらうのがいいですよね。
先送りしてもいいときとそうじゃないとき。
見極めとアクションを間違えないようにしないといけませんね。
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