「すきま時間」の活用は、あくまで準備や手段であって、目的は創造的な時間を楽しむことなんだ、と認識して、意識的に時間を使う必要がありますよね。
「やらなければいけないこと」だけに追い立てられて、一見有意義な時間の使い方をしているように見えても、クリエイティブな思考を鍛える機会を逸した状態に陥ります。つまり、努力すればするほど生産性が低い事務作業の仕事から逃れられない負のスパイラルに入り、「時間破産」とでも呼べる状況を生み出しかねません。
──松岡真宏(「ダイヤモンド・オンライン」より)
あれもこれもそれも。雑務って、ちぎっては投げ、ちぎっては投げ。それでも日々積み重なっていく。
もちろん、それをこなすのも大事なことなんだけれど、TODOリストとにらめっこして、そこに済のマークがつくことばかり気にしては、いろいろやってるはずなのに、満足感が得られません。
まずは自分が楽しくなるような創造的な時間を確保する。
そのうえで、雑務をどうにか一日の隙間にこなす。
それぐらいの意識でいかないと、「やるべきこと」に、「やりたいこと」が置いて行かれてしまいますね。
時間資本主義の到来: あなたの時間価値はどこまで高められるか?
- 作者: 松岡真宏
- 出版社/メーカー: 草思社
- 発売日: 2014/11/20
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログを見る