わたしは今生きているここが天国だと思っています
わたしは今生きているここが天国だと思っていますので、このままの生活が続き、やがてその日を迎えることができたらいいなと思うんです。
未来に夢も希望もないわけではないのですが「今を生きる」、これを真実に生きていくと、必ず正しい道を指し示されますので、そのようにこれからも生きていきたいと思っています。
──佐藤初女(「ダイヤモンド・オンライン」より)
先日、小耳にはさんだのですが、タモリさんが
「夢なんてみたら終わりだ」というようなことをおっしゃったそうですね。
私が見たのは、ここかな。
要は、夢のために頑張る。夢のために今苦労するなんてのは、ナンセンスで、今を精一杯楽しく、楽しいことに夢中になって、そのうちもしかしたら、それが評価されるかもしれない。
それぐらいで生きないと面白くないってことのよう。
少し前に話題になってましたが、この本にも通じる内容ですね。
私は夢を見るのが悪いことだと思わないし、夢のために努力するのもいいと思う。
けれど、そのために今の生活を全部棒に振るようなことはしたくない。
遊びの約束を我慢し続けて、夢のために勉強するとか。
お金が無いけど、夢への努力のために仕事時間を増やさないとか。
それって、努力期間の数年を無駄にしてしまっているとしか思えない。
今生きる、この一瞬一瞬を大事にしながら、さらによりよい未来への舵取りをしていく。
私の中ではそれが最良の選択肢なのです。
限りなく透明に凜として生きる――「日本のマザー・テレサ」が明かす幸せの光
- 作者: 佐藤初女
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2015/03/20
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