相談する癖は素晴らしいですが、次のステップとして行動する習慣を身に付けてもらいたいですね。

　相談を受けた場合、過去の事例などを参考にアドバイスします。ただし、正しいアドバイスであるほど、その実行にはストレスがかかります。

　このため、アドバイスをしても、しっくりこない方が多いようです。結局、ほとんどの人は私に相談するだけで終わり、それ以上のことをしません。

──横山 信弘（「日経ビジネスオンライン」より）

このままでも大丈夫だよ。無理な改革なんて必要ないよ。

そういう安心できる言葉が欲しいから人に相談する。

あぁ、あるある、っていう感じ。

友達同士の愚痴混じりのストレス発散とか不安解消ならそれでもいいけれど、経営者がコンサルタントに相談するときに同じことやっちゃマズイよね。

我が身を振り返れば、そういう自分のための厳しいアドバイスを拒否してたこともあったなぁ、と申し訳なくなった。たとえ相手のためとはいえ、厳しいこというのはしんどい。だって、相手が嫌な顔するんだもの。できれば言いたくないよね、そんなこと。

とにかく愚痴りたい。共感して欲しい。そういう気分で友達とか家族に話す時はその前提を相手に伝えて、ちゃんと相談する時は厳しい意見も聞いて実際の行動に移す。

ただの愚痴が完全な悪とは思わないけれど、相談とは区別しないとね。

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