目ぇから溢れる想いがつまらんもののはずない
涙はつまらんもんやおへん
目ぇから溢れる想いがつまらんもののはずない
──辰路(大河ドラマ「花燃ゆ」第20話より)
時は幕末。国を上げて攘夷を行う(外国を打ち払う)ために朝廷を動かそうとも、中々思い通りにいかず、涙を流す久坂玄瑞に対する京の芸子の言葉。
確か、久坂が「つまらんものを見せた」とか言ったんだっけかな。
悔し泣きって、なんだか人に見せたくないのは分かる。悔しいって、つまり、足りてないとか、負けたとか、もっと頑張れたって思ってるってことだから、その自分の至らなさを他人に見せるのが嫌なのだ。
でも、その涙も強い想いが無ければ流れない。泣きたい時は悔し泣きだってすればいい。それは決して恥ずかしいことじゃない。画面越しに勇気をもらった気がした。
ま、ステキと思った瞬間、裏切ってたんだけどね、この芸子。さすが、幕末(笑)