ネガティブ感情がいけないのではなく 1)その状態をいつまでもひきずってしまうこと 2)自分が「ネガティブ状態になっている」ということを認めずに、ポジティブなふりをすること がいけないのです。
ポジティブが絶対に正しい、と思ってしまうと、ネガティブなこと自体を思うことすら、「自分の心がキレイじゃないからダメなんだ」といったように自分自身を責めてしまいがちです。こうして、ありのままの気持ちをなかったことにして見て見ぬふりをすると、心のドロドロが自分の中でマグマのようにたまり、いつか爆発したときにすごいことに…。
──池田千恵(「日経ウーマンオンライン」より)
ポジティブが絶対的に正しいわけじゃない。目からうろこ。どうしても、ポジティブ正義、ネガティブは悪、って思いがちだけれど、ネガティブな感情にも意味はある。
ネガティブになるってことは、それだけ何か不安になることや、苛立たしいことが起こったってこと。それを認めずに、ただただ誤魔化すようにポジティブになっても、さらに憂鬱になるだけ。そりゃそうだ。
ネガティブダメ。ポジティブに変化。それだけをおまじないみたいに唱えてるだけじゃなくて、どうしてネガティブになったの? どうしたら、心穏やかになれるの? そういう考えにシフトしたほうがよっぽど建設的だわ。