仕事でもスポーツでも、うまくいっていないときは、自分の色が出せていないんです。
私は“コーラ作戦”といっているんですが、思っていることがあったら、心のふたを開けて、プシューっと一気に表に出す。そうすることで、周りはあなたの長所や強みをわかってくれるんです。自分に合ったポジションに付くこともできる。そうすれば自分の持ち味を最大限に活かすことができるんですよ。
──原晋(「リクナビNEXTジャーナル」より)
どうしたいと思っているか表に出す。猫かぶった自分じゃなくて本心の自分。 そうしないと、本来の自分じゃなくて、猫かぶった方の自分で周りには認識されてしまう。これてしんどいよね、ホント。
そういえば、大学卒業してからも毎年、秋口から翌春まで就活生の面倒見てるんだけど、よくある質問で、面接で嘘つくのはありか無しか、てのがあるんよね。
で、私はたいていその質問にこう答えてる。
入社してから、嘘ついた自分で扱われるのがしんどくないならいいんじゃない。私はおすすめしないけど、って。例えば、超熱血演じたのに元々は全然沈着冷静とかね。ゴリゴリの体育会系に入れられて苦労しそうじゃない。見るからに。
ついついかぶりがちな猫。嘘の顔。ベリッとそれを剥ぎ取らないとね。
私はどこまで剥がせてるだろうか。