ライフスタイルを変えることで、おのずと感情も変わる
アドラーは感情をコントロールすることを否定しています。アドラーによれば感情はライフスタイル(=性格)による「排泄物」でしかありません。その排泄物を操作しても結果は何も変わらない。
──小倉広(『アルフレッド・アドラー 人生に革命が起きる100の言葉』より)
感情は排泄物!
言われてみれば確かにそうかもしれない。
怒りも喜びも悲しみもそれを生み出しているのは自分の体で、どんなときにその感情を抱くはその人の性格しだい。ある人が顔を真っ赤にして怒るようなことでも、別の人にとったらなんでもないこと、ってのはよくある話。
自分がそんな性格してるんだから、こういう感情を抱くのはしょうがない。それがその時点でできる最上の考え方。
で、そんな性格が嫌なら変えるように努力する。体から出てしまった感情を扱おうなんて無茶なことをしちゃあいけない、ってことね。