楽観的とは単なる脳天気ではない、ということです。
何の根拠もなく、準備もせずに脳天気に対応する人は、楽観的ではなく楽天的と呼びます。楽観的とは根拠と準備のある人のことです。しかも、悲観的に検証し、悲観的に準備をし、その上で肯定的に行動すること。それを楽観的と呼ぶのです。
──小倉広(『アルフレッド・アドラー 人生に革命が起きる100の言葉』より)
アドラーシリーズ最終日です。
アドラー心理学は相変わらず好きだけど、いまんとこ新規で本を買ってないので、しばらくシリーズがやってくることはないかな。岸見先生が『嫌われる勇気』の続編執筆中らしいので、発売されたらまたドカッとシリーズ化するかもしれない。
最終日も切れ味のよい、グサッと突き刺さる言葉をご紹介。
初めて「楽観的」という言葉の本当の意味を知った気がする。「楽天的」と「楽観的」ではずいぶんと意味が違う。楽天的は、何もかもを大丈夫大丈夫で根拠もなくポジティブに捉えること。楽観的はあらゆることを考え尽くした上で、ここまで来たら、あとは何がどうなろうとしょうがない、と最終的に開き直ること。そんなふうに私は感じた。
大体、勘で動いて大丈夫って思っちゃうタイプなんで、もっとやり尽くすってことをしないといけないな。母上いわく、諦めが早すぎるらしいから(笑)