「嫌い」という感情は、僕の努力次第で「好き」に変えることができますが、「興味がない」状態を好きに転換させるのは至難の業です。

「イヤよイヤよも、好きのうち」ってよく言いますよね？悪口だろうがなんだろうが、「嫌い」という感情が生まれている時点で、その人が僕のことを認識し、気にしてくれているという証拠。だから、嫌ってくれてありがとう！ぐらいの気持ちで捉えています（笑）。

──井上裕介（「リクナビNEXTジャーナル」より）

「好き」の反対は「嫌い」じゃなくて「無関心」ってのはよく言う話だけど、ここまで「嫌い」をポジティブに捉えられることを、素直に尊敬する。

ノンスタイル井上って、テレビで見ると気持ち悪くて、嫌われててって方向でスポットライト当たるけど、私は普通に好きだ。まぁ、ナルシストっぽい雰囲気が鼻につくのは認めるけど（笑）

それって多分、このポジティブさにあるんじゃないかな。嫌いとか気持ち悪いとかのネガティブな反応を、そのままネガティブに受けとならない人だから。

だから、どっちかというと、ポジティブな意見すらネガティブに捉えがちな私からしたら、尊敬ポイントが高い。

無理やりポジティブになることはないけど、無駄にネガティブになる必要もない。しんどいときでも笑って、周囲に明るい雰囲気を振りまける人。私もそんな人になりたいな。

【日めくり】 まいにち、ポジティヴ! (ヨシモトブックス) ([実用品])