私の会社では、問題が起きたら、まず「ギャーッ」と叫べと言っています。
大事なことは、ギャーッと叫べる雰囲気をつくることです。最初から「誰の責任だ！」と怒鳴るような上司では、ミスが隠されて、事態はますます悪くなります。個人ではどうしようもないことですが。
──出口治明（「プレジデント・オンライン」より）
「問題が起こったら、黙ってないで叫びなさい」
以前、勤めていた会社で、先輩がそう言われていたことを思い出した。
私、ほんともう仕事中うるさくて、環境的に慣れたら、すぐきゃー！とか、ギャー！とか、あぁぁぁぁぁぁ！とか言っちゃうんで、黙って考えこんでしまうタイプだった先輩が、よく私と比較して上司に言われておりました。
ギャーッて叫ぶと、関係ない人ある人問わず人が集まってくるから、問題が深刻だろうと実は単純なことだろうと、ささっと解決されてしまう。
三人よれば文殊の知恵とも言うし、ミスった本人は一瞬パニックになるから第三者の目があった方が冷静な判断が下せる。
最初はちょっとドキドキするけれど、まずは簡単なミスから声を出していくのもありかもしれない。
