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いちまんのいいことば

すてきなことばあつめました

自分は幸せだと思った。

小説 考え方

いま、自分がどれだけの苦境に身を置いているのだとしても。
自分には、振り返ればそれだけで糧となる、確かな毎日の記憶があるのだから。

 

──百枝天馬(『東京レイヴンズEX3』より)

 

塾の三年生になっての入学式。平穏だった過去を振り返りながら。


幸せな記憶さえあれば、今は不幸でもいいとかっていう同情を誘うような話がしたいわけじゃない。

苦境すら乗り越えられる鮮明な記憶。

この天馬の「確かな毎日の記憶」のように、それを思い返せば、辛い今を乗り越えられる。そういうものを作っていくのが大事じゃないのかな。

日々を適当に過ごすんじゃなくて、辛い時でも楽しい時でも全力で過ごす。そうすれば、明日の糧になる何かが残る。そんな気がするのである。