そんな居ても居なくても変わらないような空気のような存在になるくらいなら、死んだほうがマシだ!!
ただ何もせず、自分のやりたいこともなく、世間の目を気にして、流行に流されて、『常識』を無批判に受け入れて……それの何が青春だ!
私は、そんなのは、絶対に嫌だ──そんな居ても居なくても変わらないような空気のような存在になるくらいなら、死んだほうがマシだ!!
──上峰泉(『いでおろーぐ! (2) 』より)
反恋愛主義青年同盟部、もとい、新たな風紀委員の元に、穏便に先輩三人からの告白を断れるように頼んだ今作の波乱の張本人の言葉より。
こちらは、クライマックスで先輩たちに告白された彼女が返したもの。
居ても居なくても変わらない存在。
大抵の人って、世間の大きなくくりからみたら影響力なんか全然なくて、居ても居なくても世界は回るし、自分がやってる仕事も回る。
それでも、少なくても自分の周りの人ぐらいには、居てくれてよかった、と感謝される存在であれるように、日々努力していきたい。