おもしろいことに、私達って、手に入らないものほどほしくなるの。
執着をもつということは、それが本来、自分のものではないことを無意識のうちに感じているからなのね。
お父さんやお母さんに執着を感じたりしないでしょ? それは、親子の絆が消えてなくなるものではないことを、私達が知っているから。
(中略)
つまり、「手に入ることが決まっているものに執着は生じない」のね。
──(『「出会うべき人」に、まだ出会えていないあなたへ』より)
本著的には、恋愛の話なんだけどね。好きな人に執着してしまう。それはなぜか?的なね。
手放してしまったら、二度と手に入れられないって思ってるから、手放すことに臆病になるんだろうな。実際に手に入れられないかは、ともかく、本人がそう思い込んじゃってたら、その執着は強くなる一方。
例えば、会社とかでも、辞めたら二度と就職できないかも。なんて思ってたら、無理難題でも引き受けて、なんとかしがみつこうとしちゃう。
友達だって、他に作れないなんて思っちゃってたら、嫌なことを言う友達にも付き合っちゃう。
これしかない! この人しかいない!って気持ちは、プラスのパワーになる一方で、ヘタすると凄まじいマイナスのパワーになってしまう。
そうならないように、視野は広く持たないとな、ほんとに。
あと、それだけ執着しちゃうってことを意識してるってのも大事だと思った。
Keiko的、本物の愛を手に入れるバイブル 「出会うべき人」に、まだ出会えていないあなたへ
- 作者: Keiko
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