君達が弱いということは、伸びしろがあるということ。
どのチームも公式戦で当たったなら、とても厄介な相手。彼らをただの"敵"と見るのか。それとも、技を吸収すべき"師"と見るのか。君達が弱いということは、伸びしろがあるということ。こんな楽しみな事ないでしょう。
──武田一鉄(『ハイキュー!! 10』より)
東京遠征して、普段は戦わないチームと戦って、色々試行錯誤しているせいもあって、どんどん負けて。そんな中、顧問の武田先生からの一言。
目の前にすごい技術を持った先輩が立ちはだかる。そうすると、その人には敵わないと諦める。
ってのが、今までの私だったんだけど、この言葉見て思ったのが、そこで諦めるのってもったいないな、ってこと。勝つ負けるの話じゃなくて、例え勝負はしなくても、相手から得られるものはたくさんあるのに、相手はすごいから自分とは違うもの、と思っちゃったら、何も得られない。自分と関係のない人になってしまう。それってすごく残念なことなんだって気づかされた。
上には上がいる。でも、そこに届かないかどうかなんてわからない。上の技術もどんどん盗んで、自分なりに前に進みたいもんだ。
この先生、試合前の一言とか若干ポエミーなんだけど、すごくいいことたくさん言ってて、今後もまだまだ紹介する感じになりそう。