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いちまんのいいことば

すてきなことばあつめました

たぶん僕らはこう思う。なんという困った社会に僕らは生きているのか、と。

考え方 人生

僕らは腕組みをしたり、頭をかいたりするかもしれない。でも好むと好まざるとにかかわらず、それが僕らの住んでいる世界なのだ。僕らはその中で生きていくしかないのだ。そこからむりに出ていこうとすれば、僕らの行き先は「本当ではない場所」になってしまう。

 

──村上春樹(『村上春樹 雑文集』「僕らが生きている困った世界」より)

 

世の中は困ったことだらけである。毎日新聞には事件が掲載され、テレビニュースも良い事より悪い事の方が多い。格差は広がるばっかりで、インターネットは人を便利にしたけれど、それで新たなタイプの犯罪も現れた。

いいことも悪いことも世の中には溢れている。

でも、その中で私たちは生きていくしかない。いや、それ以外の選択肢って基本的にないんだけど、改めてそれを意識するのとしないのとでは違うのかなって。

知ってて諦めるのと、知らないのとは大きく違う。理不尽をただただ泣き叫ぶくらいなら、しょうがないよねと前を向いていくほうが断然良い。

人生楽ありゃ苦もあるさ。それくらいのほうが面白いのだ。

 

村上春樹 雑文集 (新潮文庫)

村上春樹 雑文集 (新潮文庫)

 

 

『からくり民主主義』 という本の解説として書かれたもの。

からくり民主主義 (新潮文庫)

からくり民主主義 (新潮文庫)