子どもはいつまでも子どもではない
ずっと親の庇護のもとでいきているわけじゃない。彼らは巣立たなければいけないんだよ。彼らにも己の意志で決めるときが来ているんじゃないのかい?
──(『レトリカ・クロニクル 香油の盟約』より)
人の親になったことはないので、親心はようわからんけれど、先輩心に置き換えるとちょーっと耳が痛いかな。
今でも学生さんにイベント運営のアドバイスする機会が結構あって、そんときにどこまで答えを言ってしまうのか、ってのは悩みの種なんよね。基本的にはあまり口出しせずに、意見求められたら答えるのと、残り時間的にさすがに言っとかんとどうにもならなくなる辺りでは口を出しているつもり。……大丈夫、よね。
どちらかと言うと、誰かに任せるより自分でやるのが早いって思って仕事をかかえちゃうタイプの人間だから、どうしても口がたくさん出ちゃうから、思ったよりも口出ししちゃってるんじゃないかなぁ、とちょいちょい不安ではある。逆に、放っといたらどうなるのかって不安もあるんだけど。後者の不安は、もう心に余裕作ってどーんと構えるって方向に行くしかないよね。
あんまり仕事上の後輩もいたことないから、そのあたりのさじ加減がまだ良くわからない。でも、守ってばかりいたら相手の力を殺してしまう。少なくとも何とかなるうちは任せる。それを自分の中での口出しする方針にしないとね。