人は「使う対象」ではなく「共に仕事を推進する」間柄のはずです。
人が集まり仕事をしている以上、このような「仕事上の力学」は付いて回るものの、だからといってそれらの関係に、人間的価値における優劣の差が存在するわけではありません。
根本的に、人と人は対等な関係であるわけです。対等な相手に対して「使う」って。もう止めにしませんか?
──id:wiz7(「meeta MAGAZINE」より)
今年の新人は使えない。今回採用した業者はそこそこ使えた。なんて言葉を私もよく聞く。
能力の大小がプロジェクトの成功に直結することが多いからかもしれない。なんたって、プログラマーは技術職。もっと能力あるつもりで雇ったら、全然できなかったら大打撃なわけですよ。口には出さなくても、ついこいつ使えねーと思ってしまうこともありました(反省)
新卒採用とか外部業者の選定とか、選ぶ側からしたらより能力のある人を選びたい。選ぶのに失敗したら、相手が上っ面だけでできないってことを非難したくなるのも、ある程度はしょうがない。
でも、選んだ相手をそう簡単に変えれないことの方が多いから、そんな時に相手を役立たずの物みたいに扱って仕事をするのはやめにしないと。選んだからには、一緒に頑張るしかないんだから。
とはいえ、選ばれる立場としては、選定時に見せたパフォーマンス以上のモノを発揮できる人間でいたいものだけどね。