感じてはいけない「ダメな感情」なんて、ないんです。感情に良いも悪いもありません。
苦しい感情が湧いた時は、よけいな考えをめぐらせたり、自分を責めたり相手を責めたり、卑屈になったり自己正当化したりせず、ただ自分の感情を「感じきって」みてください。
原因や、未来・過去のことなどを考えず、ただ怒り、ただ悲しんでみてください。
──二村ヒトシ(『なぜあなたは「愛してくれない人」を好きになるのか』より)
基本的に感情の振れ幅が大きめで、笑う時はすぐ笑うし、怒る時はすぐ怒ってる気がする。泣くのはつい我慢しちゃうんだけど。
笑いとか喜びみたいなポジティブな感情は、恥ずかしがらずにどんどん前に出してけばいい!って推奨できるけど、怒りとか悲しみをどんどんやれ、とはさすがに言いづらい。やっぱり見てる側にもそのネガティブさが伝染しちゃうから。
とはいえ、胸の内にためこんでしまうのもよくないから、個人的にオススメはお風呂場でシャワー浴びながら発散すること。特に涙が出るほど悲しいことは、シャワーの水とともに涙で流してしまうとだいぶスッキリする。お風呂だと誰にも邪魔されないし、誰の邪魔もしない。シャワー音があれば、誰かと一緒に住んでいてもあんまり気づかれない。
何かを考えるのは、感情を全部出しきってからでも遅くない。一人反省会してもいいし、次のことを考えてもいい。別にすっきりして忘れ去ってしまうのもありだ。ただ、中途半端に感情を出すと、残ったしこりみたいなのがずーっと後まで引きずるから、とりあえず発散するのほんと大事。
大体発散せずに後々までネチネチ言ってしまう私の経験上そう思うわ(おい)
なぜあなたは「愛してくれない人」を好きになるのか (文庫ぎんが堂)
- 作者: 二村ヒトシ
- 出版社/メーカー: イースト・プレス
- 発売日: 2014/04/10
- メディア: 文庫
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