自分で「私は運がいい」「人生、快調」と本気で思えている人は、いま目の前で起きていることを楽しめて面白がれる人です。
生きていれば「予定どおり」「計算どおり」にいかないことは起こります。
その時に、何が起きても「悪いことが起こった」とは思わずに、つねに事態を良いほうにとらえて、味わって、それが自分に与えてくれる意味を感じ、受け入れる。
その方が、物事はうまく進んでいくのです。
──二村ヒトシ(『なぜあなたは「愛してくれない人」を好きになるのか』より)
「予定外」に「計算外」なんて私の苦手な言葉であることか。
別に反射神経がそこまでニブイわけではないと思ってるんだけど、想定外のことへの反応がめちゃくちゃ遅いんだよね。ある程度、経験から対応が考えだされる内容なら即レス、即決できるのに、全くの初見のことに対しては一瞬動きが止まってしまう。
だから、想定外の事態ってあんまり好きじゃない。それが良い方でも悪い方でも。一瞬戸惑う感覚を好きになれないから。
まぁ、それでも想定外の事態ってのは、予定通りの時よりも遥かに多くて、なんとかそれにも対応していくしかないんだよね。
それに、起こってしまったことは変えられないから、目の前の出来事を楽しむ方が人生得に決まってる。
この間、携帯無くして*1写真データとか吹っ飛ぶから真面目にショックだったんだけど、逆に新しい携帯を買う口実になったなと思って、しばらく経ったら逆にワクワクしてたんですよね。要はこういうことなんだよね。何でも楽しめるって。
なぜあなたは「愛してくれない人」を好きになるのか (文庫ぎんが堂)
- 作者: 二村ヒトシ
- 出版社/メーカー: イースト・プレス
- 発売日: 2014/04/10
- メディア: 文庫
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*1:あとで見つかりました