いちまんのいいことば

すてきなことばあつめました

だいたい経営経験の浅い人は、仕事を頼むとき、 「80点くらいの仕事をしてくれるだろう」 と期待してしまうんです。

人に仕事を頼むときは、「20点が合格ライン」ということを肝に銘じて頼むようにしています。100点というのは、所詮自分がやったときの100点にしかすぎません。その人は自分とは別の基準の100点を作ってくれるかもしれない。最初は20点くらいからスタートして、その人なりのアプローチで、その人だけの100点を作り上げていく。そうでないと、人は成長していかないんです。

 

──吉田浩一郎(日刊キャリアトレックより)

 

記事のタイトル見た瞬間、「20点、だと、、、、」とおののいた。

まだまだ現場に出ると、最年少なことが多くて、大体依頼されたことをこなす側に立つことばかりで、依頼する側に回ることがないんだけど、数少ない機会には、無意識でボーダーラインを大体80点に設定していた気がする。それでもそんなにイライラしなかったのは、依頼する相手がほぼほぼ、自分にはできない技術を持ってたり、上司だったりしたから、自分のボーダーラインを安々越えてくれてたんだろうな。

去年末は珍しく自分のほうが早く出来る仕事を他人に振るタイミングがあって、そんときは本当にイライラした。いや、イライラを飛び越えて頭が痛かった。なんでこんなクオリティやねん、てね。でも、それは他人に期待しすぎだったのかもしれない。自分が求めるクオリティなんて、他人にはわからない。

逆に、依頼された時も、相手の求めるクオリティをちゃんと聞かないとわからない。それでなんでこんなんやねん!って思われちゃうんだよね。大体これぐらいっていう基準は確かにあるのかもしれないけど、そんなの感覚でしかないんだから、依頼するときもされるときも、そのレベル感はちゃんと両者の間で揃えていかないといけませんな。

 

 

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