いつ、誰と結婚するのが「正解」なのかは誰にもわからない。だからこそ、なんとなく胸をしめつけられるような強迫観念ではなく、自分にとっての「今日の正解」を大事にする毎日が必要なんじゃないかと思っている。
フツーはこうあるべきという強迫観念からとおくはなれた「ナチュラルな今日の気持ち」で、そして、「自分たちの前向きな意思」で、思い残すことなく結婚したいのだ。
(中略)
人生は短いようで、それなりに長い。そしてそれには、明日のために今日があるという視点ではなく、素晴らしい今日のくりかえしを大事にするという視点こそが重要だと僕は思っている。社会性も計画性も大事だけど、それだけのために、自分たちの心を殺すのはまちがっている。
──桐谷ヨウ(「DRESS」より)
まだ未婚の私が言うのもなんだけど、結婚って幸せの一つのカタチだと思うのね。まぁ、結婚がゴールじゃないって話はそこかしこで聞いたことあるし、結婚してからが長いのは事実なんだから当然なんだけど。別に、絶対に結婚を見据えないといけないなんて決まってないんだから、「べき」論で結婚しちゃダメなのよね。
まだまだ、付き合ってしばらく経ったら結婚して子供作って、って流れが普通で、あるべき姿っていう風潮があるから、それに乗っからないと違和感を抱くんだろうけど、そんなの本人同士の勝手なんだけどね。
それは恋愛に限らず、働き方とか生き方とか全部一緒で、正社員で働くのが正しいなんてのもないし、本人が幸せならフリーターでもいいじゃんって思う。老後が大変だぞ!っていうお節介なアドバイスはするかもだけど(笑)
昭和の時代は、こうあるべきに乗っかれば幸せに生きられたけど、今はどれが幸せってのが見えないから、日々、これが正解って思う道を選択していくしかないんだよね。
べき論に乗っかってるつもりないけど、私は早く結婚したいけどな!(笑)
仕事ができて、小金もある。でも、恋愛だけは土俵にすら上がれてないんだ、私は。
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