いちまんのいいことば

すてきなことばあつめました

彼らが失敗というものに圧倒的に慣れていないからだ。失敗は成功のもとといつも考えられる人はまだまだ少なく、失敗に対する世間のイメージは依然として悪だ。

学生のときは失敗に臆病でもやってこれたかもしれないが、ビジネスの現場へ出るのであればその考えを変えないといけない。ビジネスで求められるのは打率ではなく、ヒットの数だ。打率5割の優等生が1回打席に立つ間に、打率1割の凡人が100回打席に立てば、10倍勝つことができる。だが、これも言葉では理解できるが、そう簡単には動けないものだ。

 

──柊ユウ(id:pjomotesando)(「PJ表参道」より)

 

どうにも失敗してしまえばそれで終わりっていう感覚が拭い去れない。

一度の失敗ぐらい、その瞬間笑いものになったり、ちょっとガッカリされたりするぐらいで、広い目で見れば大したことないのにね。もちろん、一か八かで失敗したら終わり、っていうチャンスもあるけれど。でも、それも現代日本でだったら、死ぬわけじゃあるまいし(笑)

と、理論的に考えたらわかるのに、行動に移す時には尻込みしちゃうってどうしようもない。理性と感情ってどうにも別なんだよなぁと、自覚せざるをえないよね。まぁ、だからナンパしろって言われても、まずナンパするのに必要な勇気が足りないって人が多いと思う。

とはいえ、それではいつまで経っても変わらないから、なんでもいいから失敗を恐れてやりたくないことを一つ、やらざるをえない状況に追い込まれて見るのもありかもしれない。

私は先日、集客して開催する系の飲み会の幹事を初めてやって、人数調整とかやっぱり上手くいかなかったけど、おかげで人数決まってる系の飲み会幹事は結構余裕な気分になってる。やらざるをえなかったから、やっただけなんだけどね、どっちも。

要は経験なので、逃げてばかりいないで、失敗しても痛手の少ない時にやってみるのはいいですよ、ほんとに。