いちまんのいいことば

すてきなことばあつめました

会話

どんなに頑張っても、嫌われるときは嫌われます。逆に、そんなに頑張らなくても、好かれることもあります。

だから、自分が言いたいことを我慢するのも、ほどほどに。 これまであれこれ気にしすぎだった人はむしろ、思ったことをどんどん口に出すようにしてみてください。 それで相手が不快に思うことも、相手を傷つけてしまうことも、あるかもしれませんが、そのと…

終わってしまったことを、くどくど言うのはよくありません。

目的を果たすまでは、諦めることなく、執念をもって「くどくど」いきましょう。しかし終わってしまってからは「さばさば」しましょう。また同じことがあれば、終わるまで「くどくど」やればいいからです。 「良いくどい人」をめざし、「悪いくどい人」になら…

言葉を正確にやりとりするだけでなく、感情表現をうまく取り入れる方が、対話をスムースに運ぶことができる

また、対話内容が不明確な場合でも、感情表現からその対話の不明確な部分を容易に推定できることもあろう。「嫌い」と言われても、その時の言葉の調子や表情によって、本当に相手が嫌いと思っているかどうかは判断が大きく変わる。 ──石黒浩(『どうすれば「…

下手と自覚している者が、下手なりに一生懸命コミュニケーションしようとする姿は、相手のハートに訴えるものがあるのだ

とくに、それは口頭ではなく、文章にによるコミュニケーションだからということもあるのだが、何度かやりとりしてもどうしても解決しない案件について、僕がヘタな英語tで書いたものが最終的に決着を生むというようなこともあった。 ──和田一郎(『僕が四十…

必要な人を見つけ必要なことをについて教えを請うということは、一番大切なことなのではないだろうか。

そして、誰かに話を訊く時、その相手教えてやろうかと思ってもらえるようなアプローチのできることが重要だ。また、人それぞれ教えてやろうという動機は異なるので、相手を見てそれを探る必要もある。 ──和田一郎(『僕が四十二歳で脱サラして、妻と始めた小…

早く出社した人は、それより遅く出社した人が何をしているか分かる一方、遅く出社した人は、早く出社した人が何をしているのかが分からない

遅く来る人には、早く出社している同僚が何をしているのかまったく分かりません。 上司と普段よりカジュアルに話をしているとか、普段誰と打ち合わせしているかは分かりません。自分がその場にいないのだから想像ができないのです。 (中略) 逆に早朝出社し…

共同体感覚についてアドラーは、好んでこのような表現を使いました。われわれに必要なのは、「他者の目で見て、他者の耳で聞き、他者の心で感じること」だと。

あなたはいま、自分の目で見て、自分の耳で聞き、自分の心で感じようとしている。だから子どもたちの関心事について「下劣」だの「醜悪」だのという言葉が出てくる。 ──哲人(『幸せになる勇気』より) 相手の立場で物事を考えましょう。相手の嫌がることは…

相手を説得するには、自分の“納得感”が必須です。

仕事も、説明する内容について事前に、「やっぱりこうだ、これでいくしかない」と、その結論に自分が納得するまで考え抜くことが大事です。説明するのが上手な人は、事前の勉強や準備をきちんとして、まず自分を納得させています。 ──出口治明(「プレジデン…

言いたいことも聞きたいこともすぐに言葉にしたほうがいい

言葉は時が経つほどに熟れていくが色を失っていくものでもある、から、ね──… ──ネヴィン(『魔法使いの嫁4』より) 自分自身の杖を作ったヒロインのチセ。完成したときその材料の死んで木になったドラゴンの想いが彼女の頭の中に広がる。 ネヴィンが死ぬ時の…

若いころから積極的に語りかける習慣を身に付けておくことが大切です

ほんの一瞬のことであっても、人の印象とは人生の積み重ねからにじみ出るもの。いわば、その人の“立ち居振る舞い”です。それを感じよくするには、若いころから積極的に語りかける習慣を身に付けておくことが大切です ──林文子(「プレジデント・オンライン」…

相手の価値観にあった切り口って、すごく大事なんだ。

平野:(前略)私の価値基準は「効率」だよね。直井さんだったら何かな? 直井:う〜〜ん。「効率」も響きますが「正確」でしょうか。正確であってこその効率かなと思いました。こうやって考えると、相手に刺さる言葉も違うんですね。 平野:そうだよ。この…

他人の自慢話は打算的に聞こう。

ポイントは再現性です。相手の自慢話が、自分でも再現できるか。もし再現できるなら、役立ちます。自慢話をされたら、まずは「使えるか?」と仕分けましょう。 ──石井琢磨(「リクナビNEXTジャーナル」より) 自慢話。聞く側としてはずっと聴き続けたいもの…

正解を言わなくなったら、愛されるようになる――ここにコミュニケーションの真髄があります。

出演者や脚本家などの打ち合わせでは、自分をアピールするための発言をやめました。よくあるでしょう。いい意見が出たあとに、「僕もそう思ってました。確かにそれは……」っていう人。自分を振り返ってください。無意識にしてしまう行為です。なぜなら本当に…

”自分の常識は、世界の常識ではない”ということを、深く胸に刻みつけておく必要があるのです。

悪意があろうとなかろうと、”常識”を語る人と自分の”常識”が噛み合わなければ、不満やストレスを感じてしまいます。だからこそ、自分と周囲の人たちの幸せのために、”自分の常識は、世界の常識ではない”ということを、深く胸に刻みつけておく必要があるので…

「傷の舐めあい」は止めましょう。場の空気がとても悪くなります。

空気がどうなっているか、その場の共通語を聞けば分かります。『達成なんて無理だよ』『そうそう。ムリムリ』が共通言語になっている組織は上司も含め多くの人が悪しき「共依存」の関係になっています。 依存関係は断ち切らないといけません。まずは社内の「…

絶好のチャンスですよ。知らないことに卑屈になる必要はない

日常会話では、誰もが自分が知っている喜びを伝えているんです。なのに、それなら僕も知ってますとばかりに、一緒になってしゃべり出したら、相手はつまらないでしょう。おまけに、こっちのほうが詳しかったりしたら最悪です。とにかく聞き、質問し倒す。絶…