いちまんのいいことば

すてきなことばあつめました

いつも100パーセントの力環境で仕事をできる人なんていない

同じように悩むなら、与えられた環境の中でどうしたら良い仕事ができるか、良い親になれるかを考えればいい。本当は150の力を持っているのに、いまは仕事と家庭を両立させるために100の力しか出せないかもしれない。でも、それでいい。いつも100パーセントの力環境で仕事をできる人なんていないし、悩んでいるとのその100の力だって50になってしまう。

 

──村木厚子(『PRESIDENT WOMAN VOL.4』より)

 

いつも100%の力で仕事をできる人なんていない。わかっているはずなのに、つい、自分は大丈夫。100%の力が今出せないのは、自分の努力が足りないから、なんて思ってしまう。

人間、疲れてる時だってあるし、どうにも体内リズムが狂ってしまうことだってある。

小さな子どもがいたら、当たり前のようにいろんなことが狂ってしまって、独身時代と同じように動けるわけがない。

私はまだ独身だし、仕事と家庭の両立ってわからないんだけど、でも、私生活が最近、ちょこっとバタついたから、そういうときに仕事の質が下がったかもって思うことはあった。だから、子どもできたら、そりゃ、質下がるわな、と想像する。

でも、下がった質にくよくよしてるくらいなら、今の力でできることをやらないともったいない。そうやって頑張ってるうちに、子どもが成長して、独身時代に匹敵する力が戻ってくるかもしれない。戻ってこなくても、その力で自分の望みが達成できるかもしれない。

くよくよを続けても何も起こらない。まずは前に一歩。

 

 

あきらめない 働くあなたに贈る真実のメッセージ (日経WOMANの本)

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