「足元を見られる」とはよくいったもの。靴の状態や扱いいかんでその人物の印象が左右されるのだ。

「コートや上着も座席の背もたれにはかけず、CAがハンガーにかけやすいようにと、わざわざ向きを変えて持っていてくださったり、渡してくださいます。クルーへの気配り同様、ご自身の衣類を大事になさる姿勢にいつも感心させられました」

日頃使用するモノへの愛着とこだわり、そして丁寧な扱いは、ビジネスエリートの証しのようだ。

 美月あきこ（「プレジデント・オンライン」より）

 ファーストクラスの顧客が見せるこだわりから見る、エリートの心配り。

どうしても、身の回りのもののことを後回しにして、目先の仕事に意識がいってしまうけれど、隅々まで身ぎれいにすれば、やっぱりその方が気持ちがいいもの。

バタバタし始めるとついつい忘れてしまうけど、そのちょっとした心配りを私も持つようにしたい。

ファーストクラスに乗る人のシンプルな習慣 3%のビジネスエリートが実践していること (祥伝社黄金文庫)