いちまんのいいことば

すてきなことばあつめました

そのように、懐かしく温かいものを何より大事にするそなただからこそ、私はお前を信じた。

それでもよいではないか。
振り払えず、二度とここに戻れなくなったとしても。
そのように、懐かしく温かいものを何より大事にするそなただからこそ、私はお前を信じた。
ここまでよう、真によう尽くしてくれました。

 

──銀姫(「花燃ゆ 33話「花となるために」」より)

 

城勤めをする主人公・美和。美和の実家がある萩から山口へと城を移すことになり、もう二度と萩には戻れないかもしれない。だから、一度、実家に帰れという銀姫の命を断る美和。帰れば、二度と城に戻りたくなくなるかもしれないから。
そのときに銀姫が言った言葉がこれ。

 

山口に移った後も美和には力になって欲しいと思っているのに、素直にこんな言葉がするっとでてくる銀姫に感動した。こういう懐の深さを私も身につけたい。

 

花燃ゆ 四

花燃ゆ 四