どうやっても、悔いは残ると思う。
どうやっても、悔いは残ると思う。大切なことであれば。大事なことであれば。譲れないものであれば……それが思い通りにならなければ、必ず悔いは残るのだ。
重要なのはそれらの感情とどう向き合っていくか。どう折り合いをつけていくか。
──梓川咲太(『青春ブタ野郎はおるすばん妹の夢を見ない』より)
人生すべてが思い通りになって絶対にならない。仕事も家族のことも恋愛も、日々のちょっとした買い物だって不測の事態が起こらないなんてことはない。
その中でも、自分にとって大切なもの、絶対に外したくないものが残念な結果に終わったとき、心の中には必ず悔いが残る。
でも、いくら悔やみ続けても結果は変わらないし、前にも進めない。
自分にできることは、ちょっとでも悔いがないように懸命に生きることと、その悔いを糧に前に進むことだけなのだ。
さて、新年になりまして、今日から仕事始めの方もいらっしゃるのでしょうか。
今年は一つでも悔いの少ない年にしたいものですね。