トラブルに対して上のようなすちゃらかな対処をしていると後でいきなり困ることになる。
さて、ユーザーが複数になると必然的に仕事が増えてくる。トラブルの種はどこにでも転がっているものだ。しかもよくよく考えると自分で蒔いた種子だったりすることもある。
最初はまぁいいか、って思うんだよね。こんな感じに応急処置しとけばって。で、それを忘れたころに、しっぺ返しを食らう、と。
たとえば、棚の立て付けとか、中途半端に作った資料とか、適当なエラー処理とか……ってこれはプログラマーにしか伝わんないかな(笑)
とはいえ、全部が全部に全力投球することなんてできないし、簡単に済むことなら簡単にまずは済ませてしまいたい。たとえ、一年後にもっと大きな問題が発生する可能性をはらんでいたとしても。究極的にはラクをしたい生き物だから、人間は(じゃなきゃ、車とか発明されてないしね)
だから、私たちにできるのは、自分が蒔いた不幸の種が芽吹こうとも、逃げずにため息つきながらそれに対処することぐらいなんじゃないですかね。
あーあ、やっぱりこうなったかー、なんてぼやきながらね。
UNIX日記―我が家のワークステーションことはじめ (SOFTBANK BOOKS)
- 作者: 伊藤雅俊
- 出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ
- 発売日: 1991/05
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログを見る