過去の出来事・今の出来事を「どう捉えるか」は恋愛だけでなく、人生の充実においてすごく大事なことだ。
よく「事実は存在しない。その人の解釈があるだけだ」と言われるように、自分の解釈は経験する物事全てを塗り替える力を持っている。
同じ物事を切り取る精度や感性が腐っていたら、何も感じることができなくなってしまう。だから、これを磨くことがその人の魅力や成長につながると言える。
──桐谷ヨウ(『仕事ができて、小金もある。でも、恋愛だけは土俵にすら上がれてないんだ、私は。』より)
同じ出来事を経験しても、最悪だ!と思う人もいれば、最高!と思う人もいる。それでどっちが得かといえば、最高って思える人なんだよね。起こった出来事は変わらなくて、最悪と思おうが最高と思おうがどうにもできない。でも、その後の気持ちは自分でコントロールできる。
ま、なかなかマイナスの感情をプラスにするのって難しいけれどね。ある程度はその辺、訓練なのかな、って私は思っている。そういうときは、好意的に解釈すると、って言葉を使ってる。そんなわけ無いってぐらい、いい意味に捉えるんだけどね。
例えば、ものすごく腹立つ人と話した経験だって、忍耐力の訓練だと思い込んでみる。思い込んでやっぱり腹立って愚痴ったりするんだけど、忍耐力の訓練っていいイメージはほんのりと脳に残ってくれる(と思ってる)
それを繰り返していれば、なんとなくプラスに捉えられる出来事が増えるんじゃないかな。
仕事ができて、小金もある。でも、恋愛だけは土俵にすら上がれてないんだ、私は。
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