早く出社した人は、それより遅く出社した人が何をしているか分かる一方、遅く出社した人は、早く出社した人が何をしているのかが分からない
遅く来る人には、早く出社している同僚が何をしているのかまったく分かりません。
上司と普段よりカジュアルに話をしているとか、普段誰と打ち合わせしているかは分かりません。自分がその場にいないのだから想像ができないのです。
(中略)
逆に早朝出社している人は、遅く来た人が何をしているのかは丸見えです。
──小宮一慶(「ダイヤモンド・オンライン」より)
遅く来た人には何が起こっているのか想像することもできなくて、早く来ている人には丸見えってのは、実感としてある。
以前の会社に勤めていた頃は、自分が朝の雑務(ポットにお湯入れたりとか)をやっていたので、ほぼ毎日一番に会社に来ていたから、他のメンバーの様子は全て分かっていた。
逆に、今はチームで一番最後のこともあるくらいにゆっくり来ているから、朝の様子は全然わからない。何かがあるかないかすら。
これが全面的に悪いとは思ってなくて、前の時はそもそも人が少なかったから、ぎりぎりに出社しようがしまいが、あんまり情報量とか任せる任せないの話とかに違いはなかった。それで今が損してるかっていうと、そんなこともなくて、十分やりたいことやれてる気もしてる。
でも、「見える」ってのはやっぱり大きい。
情報は取捨選択も大事だけど、まずは見えないと選ぶことすらできなくなる。隠された情報にこそ意味のあることが多かったりもする。
だから、情報源の1つとして、早く出社したもの同士の会話を選択するのはありだと思うんですよね。
まぁ、しばらく私は早く行かないだろうけど(笑)
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