危険への心構えを持つことと、目に入るもの全てを危険と決めるつけることは、全くの別物じゃよ
日常に潜む危険を言い出したらキリがない。じゃが危険への心構えを持つことと、目に入るもの全てを危険と決めるつけることは、全くの別物じゃよ
──お地蔵さん(「ミイラの飼い方」79話より)
この言葉と似た話で最近思うのが、「人の悪意に備えることと、すべての人を悪人だと思うことは違う」ってこと。
よく人を動かす系の話をするときに出てくるのが、性善説と性悪説で、まぁ、どっちが正しいってのもないし、どっちかが正しかったとしても、誰もが善い面と悪い面を持ってると私は思ってる。
だから、たとえ性悪説に立ったとしても、誰もが魔が差して悪さをする可能性はあっても、誰もが悪人だと思っちゃいけないんだ。ああ、なんだか書いてて頭がこんがらがってきた。
要は、魔が差すことはあるかもしれないから、備えは必要だけど、いきなり出会い頭にこいつは悪いやつ、って決めつけて対応するわけじゃないよね、ってこと。
備えあれば憂いなし、でも、決め付けはよくない。
ミイラの飼い方(1) (アクションコミックス(comico BOOKS))
- 作者: 空木かける
- 出版社/メーカー: 双葉社
- 発売日: 2016/02/12
- メディア: コミック
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