仕事から離れて初めて、今まででは考え付かなかったようなことに思いを巡らせるようになるのだ。
“日常”を離れて距離をおくことで、思考はふいに“何がどこにある”“ここはどこだ”といった具体性をなくして抽象的になり、空間がひろがり、今までと違うアイデアが浮かぶようになる。仕事から離れて初めて、今まででは考え付かなかったようなことに思いを巡らせるようになるのだ。
──上野陽子(「プレジデント・オンライン」より)
仕事、仕事、仕事。忙しくてもそうじゃなくても、とにかく平日って大体頭の中は仕事ばっかりになる(え、そうでもない?)
まぁ、そうじゃなかったとしても、会社員だったら平日は毎日仕事、休みは土日だけっていうルーチンから外れるのって簡単にはいかないもんだ。GWとかお盆とか年末年始とかっていうイレギュラーが作れる休みはあるけど、みんな同じ時期に休むから、1年を1グループにすると、これまた年単位のルーチンになるから特別感ないんだよね。だからいつものことだけで終わってしまう。
そんなにやるわけじゃないんだけど、たまーに、何の用事もないのに、有給使って休むことがある。そうすると、みんなが働いてる時にゴロゴロできて、お店も空いててなんだか特別感が生まれる。それだけで、なんだか気分が様変わりする。
基本、ルーチンワークって耐えられない人なんやけど、日常生活は結構ルーチンになっちゃってて、自らそれを崩しにかからないと、いつものパターンで固定されちゃうんだよね。となると、考え方もいつものパターンになってしまう。
考え方だけを変えるのは難しい。だから、行動をまずは変えてみると、ちょっとしたことでも、確かに変化をするのかもね。