いちまんのいいことば

すてきなことばあつめました

それでも散歩の途中で、野菊の咲いているのを見かけたりすると、ほっとして重荷の下りたような気持になる。その可憐な風情が僕に、「お前も生きて行け。」と囁いてくれるのである。

主人公(『落穂拾い』より)

 

道端の雑草。誰かから水を与えられたわけでもないのに、のびのびと生きる姿。
雑草根性とはよくいったものだけれど、やっぱり勇気づけられるよね。

 

落穂拾い・犬の生活 (ちくま文庫)

落穂拾い・犬の生活 (ちくま文庫)