2014-10-21 それでも散歩の途中で、野菊の咲いているのを見かけたりすると、ほっとして重荷の下りたような気持になる。その可憐な風情が僕に、「お前も生きて行け。」と囁いてくれるのである。 小説 主人公(『落穂拾い』より) 道端の雑草。誰かから水を与えられたわけでもないのに、のびのびと生きる姿。雑草根性とはよくいったものだけれど、やっぱり勇気づけられるよね。 落穂拾い・犬の生活 (ちくま文庫) 作者: 小山清 出版社/メーカー: 筑摩書房 発売日: 2013/03 メディア: 文庫 クリック: 12回 この商品を含むブログ (9件) を見る