力の限り戦略的に どんな手を使ってでも 全力で戦うことを、誓います。
私、杉下希美は、
一人で正々堂々と生きていく。
誰にも頼らん。
欲しいものは全部自分で手に入れる。
最後まで諦めず、上目指す。
力の限り戦略的に
どんな手を使ってでも
全力で戦うことを、誓います。
──杉下希美(ドラマ「Nのために」1話より)
主人公の一人、杉下希美が苦しい高校生活の中で溜まった鬱憤を叫ぶ場面。
父親が再婚相手連れて帰って来て、希美と弟と母親を家から追い出し。
追い出された母親は、天から地に落ちたことを飲み込めず、昔の贅沢生活が捨てられない。
そんな中、必死に生きる希美の魂の叫び。
まばゆいばかりの夕日の中で唱えられた言葉は、じーんと胸に入ってきた。
どん底でも諦めない気持ちを忘れないでいたい。