会社を動かすのは「ヒト、ヒト、ヒト」
一般に会社経営に不可欠な資源として、「ヒト、モノ、カネ」の3つが挙げられます。
しかし、私の考えは違います。モノを生み出すのもヒト。カネを増やすのもヒト。つまり、会社を動かすのは「ヒト、ヒト、ヒト」であり、会社を生かすも殺すも「ヒトと組織次第」なのです。
──柴田励司(「ダイアモンドオンライン」より)
結局、会社って人と人とが協力し合って、一人でやるよりも大きなことができる【場】でしかないのだから、その場をつくり上げるのは人間でしかないんですよね。
どんなモノを揃えるのか考えるのも、どんなカネの使い方をするか考えるのも結局ヒトなので。
だから、ヒトを大切にしない会社は、いずれ崩壊する。
ヒトを大切にしない上司は、いずれその立場でいられなくなる。
モノやカネって物言わぬ動かぬものだから、計算でなんとでもなるけれど、ヒトは計算ではどうにもならないから、少なくとも相手を尊重する気持ちだけは持たないとダメになっちゃう。
あまり顔を合わせない部署の人間は、どこか遠いところにいるように感じて、ついきつい言葉を言ってしまいがちなんですが、近しいところにいる人間と何も変わらないんで、仕事で付き合う時は(それ以外も)ちゃんと相手をヒトとして見ないといけませんね。