窮地を「切り抜ける」ためには、行動すること以上に、現状を正確に理解することが重要なんだ
いいか、夏目。人は窮地に追い込まれたとき、反射的に「動こう」とする。それは間違いじゃないが、重要なのは「正しく」動かなきゃいけないってことだ。窮地に留まるのはキツイ。何かしている方が楽だ。でもな。窮地を「切り抜ける」ためには、行動すること以上に、現状を正確に理解することが重要なんだ
──土御門 鷹寛(『東京レイヴンズ (13)』より)
潜伏先で動くに動けずやきもきしているヒロイン夏目が思い出した言葉。
ともに潜伏していた頃に聞かされたらしい。
潜伏なんて機会は普通はないんですけど、言われてる内容は仕事にも普通に当てはまるもの。
ピンチはチャンス!だけれど、動き方を間違えれば、さらなるピンチを招いてしまう。
正しく動くために、まずはできるかぎり情報を集め、現状を理解しないいけない。
ピンチになると、どうしても焦ってしまいそうになるけれど、そこをグッと堪えて現状を把握する。
私は、仕事のタスクをノートに書いてるのだけれど、忙しい時ほどそれが役に立つ。
頭の中だけで考えると、どうしても焦ってどうしようどうしようと考えてもしょうがないことが邪魔をしてしまうので、必要なことを目に見える形に整理するのって本当に大事。
焦ってしまうのを止めるのは大変だけれど、焦りながらも上手くやる方法を身につけりゃあいいのです。
東京レイヴンズ (13) COUNT>DOWN (富士見ファンタジア文庫)
- 作者: あざの耕平,すみ兵
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/富士見書房
- 発売日: 2015/03/20
- メディア: 文庫
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