いちまんのいいことば

すてきなことばあつめました

プログラムを作り直していると、開発者は「仕事をやっている」という感じを持ってしまいがちです。でも利用者にとって、どれだけ開発をやり直したかは全く関係がありません。

 トライ&エラーを繰り返しながらゴチャゴチャと開発するときは、ロクなものができないですね。そういうときは「ダメだ、これは」とボツにして、ゼロからやり直します。やり直しに5時間をかけるなら、一発で通るものを1時間で作り、残りの時間はテストに充てろ。当時のチームからはこうした考え方を教わりました。

 

──山田賢治(「ITPro」より)

 

案ずるより産むが易しって言葉もあるけれど、安易にエイヤで始めるとひどいめに遭うことが多い気がする。

単発の5分10分で終わる作業はまだしも、数時間、数日がかりの作業となると、全体像→細部の順で内容を考えてから実際の作業を開始しないと、混沌とした物が出来上がってしまう。製造業でいうと、工場で組み立てられる順番は効率よいように決まってる、みたいな感じ(ちょっと違う?)

机上の空論をこねくりまわす、までいってしまうとアウトだけど、ある程度論理的に考えてから動かないと、できたはいいけど、これって大丈夫?みたいなものが仕上がるから注意しないとな。