女性だからといって、家庭と仕事の両方を得てはいけない理由はありません。

まずはチャレンジしてほしい。千手観音のようにたくさんの手であれもこれも手に入れてもいいはず。最初からあきらめる必要はないのです。手に入れたかどうかは結果でしかない。タイミングや"運"もあるかもしれないけれど、運を引き寄せるには、置かれた場所で一生懸命やることしかないのです。その姿を誰かが見ていて、より広いいけすへと放してくれる。放された池での泳ぎを楽しんでいれば、階段を上るように徐々に小さな魚でも大きく成長できます

──金子靖代（『PRESIDENT WOMAN 2015年12月号』特集「働く女性の富裕層VS貧困層 徹底解剖」より）

どうにも保守的なところがありまして、自分からやりたいって思ったことには躊躇がないんだけど、人にこれやったらいいよ、と言われたことには、すぐにYESと言えないことが多い。あなたなら大丈夫、って言われることも多いんだけど、大丈夫な理由もわからないし。

でも、これって単なる尻込みなんだよね。あと、できなかったときのショックを始めるから想像してやめちゃうってやつ。

それって本当にもったいないなぁ、とつくづく思う。

今の現場でミニチームのリーダー、って言われた時も、自分が一番年下だし、ガッツリリーダーやったこともないし、って最初尻込みして、まぁ、ある程度丸め込まれる形でリーダーなった。でも、やるとこれが面白いんだよね、大変だけど。こういう仕事求めてたって感じることも多々あって、尻込みした自分においおい何ビビってたんだよ、て感じ。

尻込みする必要なんて無い。まず始めてからすべてを考えればいいんだ。

PRESIDENT WOMAN(プレジデント ウーマン)2015年12月号(VOL.8)