いちまんのいいことば

すてきなことばあつめました

死ぬことを強く意識すれば、それと同時に、 生きることも強く意識することになる。

この誰も避けては通れない死を意識し受け入れることで、
死ぬまでどうやって生きようかと考える。

逆に、死をあまり意識していなければ、
生きていることもあまり意識していないのだろう。

どこからいつやって来るかわからない死に対して、
何となく時間だけが過ぎていく。

人によって生の長さは違う。
そして、長い人生に価値があるわけではない。

人生を価値あるものにするのは、
世の中に対してより良いものをどれだけ残せたか。

 

──山田理(「サイボウズ式」より)

 

 まだアラサーなので、さすがに寿命的な「死」についてあまり意識したことはないですね。平均寿命で考えても、50年以上あるし、人によってはもっと生きるし。

事故死、病死、災害なんてのも、九死に一生を得た経験もないので、頭で理解はできるけれど、体とか感情では理解できてない感じです。

でも、人間必ず死ぬんですよね。いつまででも長生きしそうな人がフッとこの世から消えてしまったり、ある日突然の事故に遭ったり。

私も健康面、寿命面では長生きする自信はあるんですが、災害だけは運ですからね。明日、南海トラフ地震が起こって、住んでるマンションが倒壊するかもしれないし。

起こるかわからない災害に無闇やたらに不安がる必要はないですけれど、明日が必ず来るわけじゃない、って思って、明日死んでも後悔しないように日々を送らないといけませんね。

惰性で生きてたら、人生は一瞬で過ぎてしまいますから。